プラモデルを使って車を組み立てられた方は多いと思います。
しかし材質が木になると、作られる人も少ないのではないでしょうか。
今回はポルシェ356を木で彫りだしてみたいと思います。
まずは画像を見つけるところからはじめましたが画像はネットで探しました。
幸いにも沢山の人がネットにアップしてくれているので、資料には困らないのですが、前横後ろの画像が同時にアップされているのは非常に少なかったのですが、何とか見つけだしました。
それを二枚プリントアウトして一枚を木に貼付ける用に、そしてもう一枚は資料にしました。
まずはボンドで薄く塗った木に輪郭線を切り取ったポルシェを貼付けます。
接着剤が固まったら輪郭線を削りだします。
大雑把ですが、輪郭線を削りだした状態です。
次にどこに基準を置くのかを考えるとやはりポルシェのエレガントな曲線美の基準はライトです。
このライトを基準に後ろの小さなライトにつながっています。
この流れを押さえておきます。
ポルシェのライトを意識しながら削りだしていきます。
全体的に丸めます。
この段階ではサイドミラーが両サイドにありますが、最終的には運転席側の左側一つにしました。
車に表情を持たせたるために前輪を左に切っています。
実はこのタイヤの方向が左に傾いたことによりタイヤが少し横に出ています。
それで木で作る車体の幅が広くなっているので木取りの四角い状態の時から考えておきます。
タイヤのホイールの下書き。
上の画像では、わずかに広がったところを丸刀で削りだしています。
こうする事で薄く見せることができます。
木彫りのポルシェの制作行程